『え………?』 びっくりした。 こんな事、西島くんに言われるなんて、思ってもみなかった。 『アンタ、人に頼れないとこあるよね。 そーゆーの、ヤだ。 俺には、頼って。』 切なそうな、西島くんの声が聞こえたと思ったら、 今度は西島くんの香りに包まれた。 西島くんの、胸の中にいる。