【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~




『え………?』

びっくりした。

こんな事、西島くんに言われるなんて、思ってもみなかった。



『アンタ、人に頼れないとこあるよね。
 そーゆーの、ヤだ。
 俺には、頼って。』


切なそうな、西島くんの声が聞こえたと思ったら、

今度は西島くんの香りに包まれた。



西島くんの、胸の中にいる。