意識が薄れていく
こんな生活嫌だ…
いっそ楽しんじゃう?
普通の道を外しちゃう?
それもいいかもね…
「は…はははは…」
意識が薄いまま私は笑っていた
「はははは…」
「…いいね」
氷影が笑う
普通の高校生みたいに屈託なく…
「こんにちは…香々美…」
「ははっ…氷影…」
意識が戻ってきた私は氷影を抱き締めていた
「…楽しい?」
「…うん」
「そっかぁ…でも私もっと楽しいことしたいな…」
私は何を言っているんだろう
でも何故か撤回する気も起きない
「ははっ…強気だね…」
氷影の唇がが私の唇に触れようとしたとき、部屋のドアが開いた
「お…お兄ちゃん?」
「太陽…」
「お兄ちゃんって?」
氷影一人暮らしかと思ってたので吃驚した
「勝手に入ってくんじゃねぇよ…死にたいのか?」
「楽に死ねるなら死にたいね」
どこか氷影に似た笑いだった

