あのあと、しゅんは、わたしのことをずっと抱きしめてくれた、いまは、わたしも落ち着いて、夜の仕事にきている

「はい!いいねーー、よしっ休憩」



パシャパシャと聞こえるカメラ音がきえて、
休憩だと知らせる

「はぁーつかれた」

ドスっといすにすわるあいつ
その瞬間周りから
「しゅんさん!これを使ってください、」

「いやいや!これをどうぞ、」

たくさんの女の人たちが、よってきて、タオルや飲み物を渡してる

あのーここにあるんだけどーー!心のなかで叫ぶ
はぁわたしがもーらお

「ごめんね、おれ付き人ちゃんがちゃんと持ってきてるから」

その瞬間ぐいっと手を惹かれて、後ろから抱きしめられた
ドキッ!!!

えええ?なんでー?抱きしめられてるのー

「ちよっちょっとなにやってるんですか」

「おとなしくして」

「っ!」

あいつの吐息が、首に当たってこそばゆい

「そっそうなんですね、でわまた」

そういってみんな散っていく、
もういーでしょ
あいつのうでから無理やり離れる

ああーなんか心臓が…病気かな
わかんないから神奈に聞こう