『夢........ではない感じ?』
奏の言葉にハッとして、奏の顔を見つめた。
なんで、わかるんだろう
『....俺に、教えて?』
....................................
『............知らない........男の人が家にいたの。』
『....................』
黙って聞いてくれる
『....その人は....お母さんの男で........あたしは、その人に押し倒された。』
『............。』
『............結構........危ない所までいって................夢は終わったよ。』
ちゃんと、“夢”の内容は伝えた。
『........現実では?』
............それは............
『........ちょうど、男が準備してる時に........お母さんが帰ってきたよ........』
『........で?』
『....お母さんに、殴られて........それから、捨てられた。』
そう。その日からだった。
あたしが家から追い出されたのは。
『....捨てられた??その日から?そん時、いくつ?』
『うん。その日から。その時は13だよ........中1。』

