** 小春の物語 **【完】









『いやいや……

お前みたいな奴に、初めて会った。

俺は、男だぞ?
男なのに、女の胸を借りて泣くなんてできやしねぇよ。』


「っ…辛いのは、
お互い様なのではないですか!?」


『そうかもしれねぇけど…

俺は、大丈夫だ。

お前の言ったとおり話せば楽になる事もあるんだな……。

感謝してるぞ。



ありがとな。』


そう言って、私の頭をクシャクシャと撫でてくれた。



ドキドキ……///

バクバク……?

バクンバクン……!?



私は、自分の心臓が壊れそうなくらい高鳴っているのを聞いて、物凄く焦った。



「か…か、神崎さん……。」


『……なんだ?』


「わ…私の心臓が……、
壊れちゃいそうなので…

撫で撫では…、ちょっと……


って、ゔぎゃっ!!!?」