** 小春の物語 **【完】









「………私は、超能力者でなければ、
過去を戻すような力を持っていません。


でも、人間って、話せば楽になる事だってあるのです。


私は、神崎さんの
“未来の幸せ”を願います。


だから……だから……『じゃ、交換条件で、お前の過去も話してみろ。』


「……っ……えっ……、」


『どうしてだ?

どうして昨日…寝てる間に泣いたり…

お母さんとお父さんに
謝ったりしてたんだ?

俺だって、お前の“未来の幸せ”をねがいてぇよ。

だから…お前も話してくれるよな?』