“お母さんとお父さん。
正直、まだ立ち直れていません。
でも…マンションにいても生きていけないし、ぼっーとしてても死ぬだけです。
だから…
私は、お母さんの指示に従います。
生き抜きます。
生き抜いて見せます。
幸せになります。
何も役に立てなかった私だけど……、
今まで、ありがとう…。
お母さんとお父さんが自慢できるような
娘になるね……。
だから…
お母さんは、天国から見守っててね。
そして、お父さんは…、必ず罪を暴いてみせるからねっ!”
そう思っていたら…、
いつの間にか、
『○○○駅〜。○○○駅に着きます。』
と言っていた。
