も…もうっ!

本当に、神崎さんはっ!

私の事なんて気にせずに服を脱ぎ出すから…ビックリした。


しかも……、

いい感じに腹筋割れてて、
細身なのにしっかりと
筋肉が付いていて……。


って、私、何考えてるのっ////


私は、自分の考えを振り払うように、
奥の方のクローゼットへと向かった。


「これかな……?」


私は、ここに来てすぐに、目に着いた小さなクローゼットを開ける事にした。



___ギィギギギギギッ



木の擦れるような音が鳴り響いた。


それと、同時に目の前には……


新しいメイド服が……。


「うわぁ……。か…可愛いっ…!」


黄色でシンプルな土台に、
スカートは膝丈で下は5cmくらいのフリルになっていて、胸元には可愛らしいリボンが着いていた。

その上に、ポッケが1つで、後ろに大きなリボンが着いてる白いエプロン。



私には、勿体ない服だった。


「やっぱり、私には、

この服が勿体ないわっ。」