そんな些細な言い合いをした後に…


俺は、シャワーを浴びに行こうと思い、ワイシャツのボタンを解いていった。



『ひっ…ひぃーーーーーーっ!?

か、神崎さん…ふ…服をこんな所で脱がないでくださいっ!』



顔を隠しながらも赤面する天野。


不覚にも可愛いな、と思ってしまった。



「そんな変な事、考えるなんて…

お前は、変態だな。」


『そんな事ないですっ!

み…見せる方も、変態ですっ!』


そう言った天野が、俺に突っかかって来ようとした時……


俺は、思いっきり上半身が裸だった。


『……ゔっ…うぎゃおっ!!!!?

み…見ちゃいました……。

ご…ごごごめん、なさいっ!!!』


そう言って、布団に潜り込む天野にまた笑ってしまった。