** 小春の物語 **【完】








でも…いつまでも、
くよくよしてても意味がないよねっ…。




「……よし、お母さん…と、お父さん…。

私、高校辞めて、働くねっ!

心配しないでっ!

いつか…絶対に…

この不幸を打ち破ってみせるからっ!」




そう言った時……、

窓から入ってきた風に流され……、
私の目の前に紙が飛んで来た。