「うぅっ……、お母さん、
ど、うして………。」
骨になったお母さんを見ては、
悲しみが増える。
今は、家賃が安いマンションに暮らしているけど…、
お母さんがいなくなった今は……、
私が働かなければならない。
病院においていた荷物をまとめて、
今は、マンションで座り込んでいる。
「ねぇ。お母さん…。
これから、私……、どうすればいい?
どうすれば生きていける?」
いきなり独りになった
孤独感に涙が溢れた。
やっぱり…高校を辞めて、働かなきゃ…
これから、私は生きていけない。
食べていけないかもしれない。
