「♪~…♪♪~」


鼻歌を歌いながらも…
バンバン水をあげている時………。






『……おい…天野……。

今日は、いい天気なのに…

どこから雨が降ってくるのかな。。』



あっ、この声は…
神崎さんの声だ!



「ぁ、神崎さんっ!

こんにちは〜~……ぁ……。」



声のボリュームが下がっていく。


それは、言う間でもなく…

目の前の木の陰から神崎さんが
私の前まで出て来たからだ。



「……ぎぃゃぁぁぁあぁあっ!!!

か…神崎さんっ!?
ど、どうしてここにっ!?」