『でも、小春もついに結婚するのか…。
お父さん、淋しいけど…
これからも頑張って行くんだよ?』
「お、お父さん!け…結婚って!?」
『ははっ…そのうちわかる事だよ。
さぁ、パーティーに行っておいで?
拓海君、下で待っているんだろう?』
「どうして、その事知ってるの?」
『もう計画、立っているからだよ。
お父さんは、今夜も勤務があるから行けない…。
だから、その分も楽しんで来なさい。』
「……わかった、お父さん。」
そう言うと、
手を振りながらお父さんとわかれた。
そして、10mくらいのリムジンに乗り込み、ようやく会場へと向かった。
って、さっきまで気づかなかったけど…