それから…数日後…。
あれからも、相変わらず拓海さんの態度は変わらないけど……、
あの舞踏の夜から、
私の心はまた舞い上がっていた。
「~~♪♪~...~♪」
そう鼻歌を歌いながら、
ジャングルのお手伝いをする。
と…その時。
『天野さん?』
「あ…こんにちは!麗華様。」
『ふふ。こんにちは。天野さん。
今日、貴方に話したい事が
あって来たの。
あ、でも……今から話す事は拓海には
秘密よ?ついでに家族も駄目だからね?
もし、拓海達に話したら…ただじゃおかないからね?』
そう言って、妖しく微笑む麗華様。
なんか、嫌な予感がするのは…
私だけでしょうか……?