** 小春の物語 **【完】









薄ピンクがベースで、気取ったアクセントのないシンプルなデザインだけど…、


フワッとスカートが広がっていて、上から綺麗なレースがかかっている、


何とも言えないお上品とお姫様を
極めたドレスだ。


(即答→)「よし…これにしようっ!」


そう言って、着てみるものの…。


全然、似合ってないっーーー!


でも、今からまた選ぶと時間掛かっちゃうし……、もうこれでいいや…。


そう思って、カーテンをシャッと
開けると……。


私の目の前でななるんさんが固まっていた


『……えっ。

あ、あなた…、

本物のプ…プリンセス、ですか?』


「えっ!!?

違いますよっ!!!

私なんて…プリンセスに相応しくありませんよっ!!!」