** 小春の物語 **【完】









そんな他愛ない話をしながら…、

ふと、気になった事を聞いた。


「あ。ところで……。

どうして今日は、ここに来たんですか?

麗華様もいないですし…。」


『そんなの、理由は一つしかねぇよ。


お前と2人で遊びたかったから。

麗華はいらねぇ…。』


そう聞いてまた、鼓動が上がって行く。


拓海さん…これ以上期待させないで欲しい


でも…、流石に“麗華はいらねぇ”は
麗華様に酷すぎるのでは……?!


「麗華様はいらないって……、

麗華様、傷付きますよ!?」


『お前に、危害がなかったら…

なんでもいい。』


「へっ……////!?

た、拓海さん?
ジェットコースターに乗ってる時にでも

頭をぶつけましたか!?」


『ばーろ。ぶつけてねぇよ。』


あわわわわっ!!!


今日の拓海さん…。

素直すぎて…、照れるっ////


___『お前と2人で遊びたかったから』


駄目…。


2人の幸せを願いたいのに…。


そんな事…言わないで下さい。


拓海さんと、麗華様の未来の幸せを
願いたいのに…___