『……あんたって子は………。 本当に仲間想いなんだから! わかった。 小春を説得しても、 言う事聞かなさそうだから……。 私達は、影で見守っておくわっ。 その代わり……、 小春になんかあったら……、 私達もあんたを守らせてもらうからね!』 「……っ…!はい! 肝に命じます!」 『ぶはっ! 古臭い言い方!(爆笑)』 「も!笑わないで下さいよ!」 『いやいや、笑っちゃうでしょっ!』 「もうっ!」 そんなやり取りをしているうちに、 外はすっかり赤く染まっていた。