** 小春の物語 **【完】








危うく涙を落としそうになった私。



___グルルルルル……。



目を閉じながら…
喉を鳴らすタイガーさん達。

その声が…私の事を静かに
慰めてくれているように感じた。



「ふふっ…

慰めてくれているの?
みんな…ありがとう。

貴方達は、優しい子達ね…!」



そう言って、クマさん、タイガーさん、ホワイトタイガーさん……

みんなまとめて、ギュッとしてあげた。