そう言うと、
拓海さんもフッと笑ってくれた。
『じゃ、今日は…もう休め。』
「えっ…、私、まだ働けますよ!
ほら、見て下さい!
まだ、こんなにバリバリ動けますし!」
そう言ってピョンピョン飛んだり
腕をブンブン振り回したりした。
『目…そんだけ腫れてるくせに……。
お前は、ご主人様に逆らうつもりか?』
「えっ、そ…そんな!ち…違います!」
『なら、寝ろっ』
「で…でも私、拓海さんの…専ぞ…
……うひゃあッ!た…拓海さん////!?」
私は、いきなり拓海さんに
お姫様抱っこをされた。
どうしよう!
慣れないよ〜…このポジション…////
『はぁ…相変わらず軽いな、お前』
そう言いながらも…、拓海さんは、
10階にある私の部屋に向かわずに
拓海さんのベットにストンと下ろされた。