ま、あいつの事だから…


人気のない裏庭や屋上で
泣いているのだろう。


そう思った俺は……、

まずは屋上に向かってその後…
裏庭に向かう事にした。


『早くしねぇと、帰って来ちまうだろ。

あの馬鹿。』


そう言いながらも、
無駄に広い校内を走り回った。