警察だって…。




みんな、みんな…




信じてくれない。




私の事を……、




1mmたりとも信じてくれないんだもん。





「…ッ……はは…どうしよう。


明日から…、みんなに、またシカトされたりするのかな。


……あ。


お父さんも…死刑されちゃうんだった。


私って、本当にツいてない子だよね。


……私の味方…1人もいないのかな……。


…拓海さん……お父さん……。」



私は、学校の裏の目立たない庭で
空を見上げた。


私の気持ちとは、真逆の青々とした空。




そんな空を見上げながらも……


静かに涙を流した。