** 小春の物語 **【完】









私は、目の前で起こっている事が
信じられませんでした。


でも、ジッとしている訳には行かず、
そばの家に助けを求めました。


そこで、警察が来て…
血のついた服を着ている父を


署へ連行しました。


それからは…被害者と血痕が一致して
犯罪者扱い…。


本当の犯罪者は、逃走して見つからず…


今もずっと、ずっと、ずっと……、


犯罪者扱いされて来たんです!


………死刑される?


意味がわかりません!


私の父は…人を殺しません!


殺していません!


罪のない父に…これ以上なにも…


言わないでくださいっ!!!」



そう言うのと同時に…

教室を飛び出した。




奈実さんだって。


絵莉さんだって。


香苗さんだって…。