** 小春の物語 **【完】










『おはよー、小春ー』


『『はよ〜!』』


「おはよう、ございます…。」



昨夜の夢の事があったからか…

挨拶が、
少しだけぎこちなくなっていた。



『んー?小春ー?

今日、暗い顔してるね…?

なんかあったの?』


絵莉さんが顔を覗き込んでくるのと
同時に…香苗さんに声を掛けられた。


『ほんとだ。

顔色悪いんだけど…保健室いく?』


「へへっ…

だ、大丈夫だよ!

みんな、心配…ありがとう!」



___駄目。

私には…話す事ができないよ___



こんなに心配してくれる
優しい親友達がいるのに……。


また、元の関係に戻っちゃうなんて……。


それどころか、もう相手にされない
かも知らないのに……。


今の私には到底、耐えようがなかった。



ね、どうすればいいの?



お母さん…。


お父さん…。



私に、答えを教えて下さい……。