『すいません、看護婦さん。
こいつ、寝相が
相当悪かったみたいで……。』
むむっ!!!!?
私の寝相が悪いだとっ!!!!?
反抗しようかな、って
思ったけど止めた。
拓海さん、多分この言い訳…一生懸命
考えてくれたと思うしね…。
『そうですか…。
天野さん、これからは、
気をつけてくださいね!
あと、神崎様…
診察のお手伝い有難う御座いました。
私達も、良き事を学べたので
感謝いたします。
よければ、落ちないように柵も取り付けられますが……「いいですっ!いいですっ!そんな、さ…柵だなんて!!!」
私が、焦って反対すると…拓海さんもククッと笑っていた。
は…恥ずかしい//
動物園じゃあるまいし、
柵つけるとか…とても恥ずかしいよっ!
それにしても、拓海さん…現役看護婦さんにてっきり褒められてるじゃない!!!
むむ…待って…。
診察のお手伝いって事は…
私の身体、見たのかなっ!!!?
いや、それはないはず!
もう1人大人のドクターいたしね!
なんて変な事を考えている内に、
看護婦さんが外に出て行き、
拓海さんと他愛な会話をしていたら…
無事…朝を迎えました。
