** 小春の物語 **【完】










そう名前を呼ばれた私は、
うずくめていた顔をあげた。



『目…。つぶってろ。』



「……へっ?」



目、つぶるって…どうゆう事かな…?


こんな経験なんて全くないし、漫画もあまり読まないから、こうゆう時…

素直に従うべきか迷う。



でも…



相手は拓海さん。


流石に…殴ってきたりはしないはず!
(小春の頭:殴られる>キス)


ここは、目を閉じるべき所だよね!



そう思いつつも、静かに目を閉じた。