** 小春の物語 **【完】










『今まで…お前は、よく耐えて来たし、頑張ってきた。

だから…
たまには身心共に休めるべきだ。


わかったな?』



「……は、はい…わかりました。」



ありがとう。

拓海さん。

やっぱり、大好きだよ。



そう心で呟いた私は、
拓海さんの背中に手を回した。



『……小春。』



「はい、拓海さん。」