「ふふ。拓海さん。

ずっと、ここで眠ってくださったのですね…。

やっぱり…私、拓海さんの事が……
『……ん。あ、小春…起きていたのか。

おはよ。』


「ひゃ。お、おはよう、ございます。」



焦ってパッと手を離すと…

寝起きというのに、拓海さんが意地悪く微笑んで、『今頭、撫でてたよな?』


と、言った。

図星な私は、
何も言い返せなくて俯いた。


『ククククッ…相変わらずわかりやすいな、お前は。』


「わかりやすくて、ごめんなさいね//


そ…それより…今日はありがとうございますっ!

拓海さんのおかげで…友達が出来ました感謝していますっ!」


そう言って軽く微笑むと……