** 小春の物語 **【完】










突然すぎて、理解出来なかったけど…

恐る恐る入ってくる、
香苗さん達を見ると…

現実を見る事が出来た…。


「香苗さんと…

奈実さんと…

絵莉さん…。」


私が名前を呼ぶと3人とも
ビクッとして…私を身構えた。


すると…


『わ…私が止めなかったせいで…、
天野が熱になってしまって……、

ごめんなさいっ』


『私も…天野の事、何も知らずに雑巾みたいに扱っちゃって…、

ごめんなさい。』


「いえいえ。

奈実さんも、絵莉さんも…
頭をあげてください!

元はといえば…
私の勝手な行動のせいなのです…!

私も…無責任すぎて…ごめんなさい…。


あ、それと…香苗さんっ!


これっ……!」


そう言うと…ちょこんと香苗さんの手にあのピアスを渡してあげた。


『こ…これは……。』