** 小春の物語 **【完】










「た、拓海さんっ////」


『クククッ……。

照れてんだろ?
わかりやすいなあ、お前は。


それより…これ、お前の手から返してやってくれ。』


「えっ…?」



そう言われて…
拓海さんから渡されたのは、


私が雨の中必死になって
探し回っていた香苗さんのピアス。



「あっ…。こ、これは…

預かってくれて…

ありがとうございます、拓海さんっ!」


『おぉ。

じゃ、貴地谷達と席代わるから。』


「か、香苗さん達と!?」


『そうだけど。

ちゃんと仲良くなれよっ。』


「は…はぃ……。」