** 小春の物語 **【完】









「あれ……、こ、ここは……。」



私がいる所は、
白い天井に消毒液のにおいが漂う個室。

そして…拓海さんの顔。



『おっす。』


「へっ…。

た、拓海さん!?
なんで…私、こんな所に!?」


『あまりの高熱で倒れたんだよ。』


「えっ!?救急車呼んだんですか!?」


『いや、俺がここまで運んだ。』


「えっーーーー!?」


た、拓海さんが…わ、私を!?


「重かったと思います!

…ご…ごめんなさ…ぃ。」


そう座って謝ろうとした時。




___フラッ




軽いめまいがして、
またベットに倒れた。



「な…なんだか…、
フラフラして体が怠いな……。」


『そりゃ、昨日は
41度も熱があったからな。』


「へっ…!?41度ですか!?」


『ちょっと…黙って寝てろ。』


拓海さんが…そう言った時。