** 小春の物語 **【完】










拓海 said




あの馬鹿小春。

一体どこに行ったんだよ!


先生に止められて、
小春の事を探しに行けなかった俺。


イライラしながらも、
小春の事を待ち続けた。



「おい、碧。

こっそり小春の事、探しにいかねっ?」


『ほんとに。1時間半たっても帰って来ないって……、

何かあったんだよ、きっと』


「くっそーーー。

なんか、イラつく。もう、俺…待ってらんね。こっそり行ってくるから。」


そう言いながらも…

方向を変えて外に出て、
しばらく走って探し回った時。



あれ…?



俺の前にいる奴。
フラフラしてどうしたんだろ…


目を凝らしながらも…前方にいる人影を見ると……、



「小春っ!?」