** 小春の物語 **【完】








「…えっ……!?高校に行ってもいいのですか!?」



『行かないと、お前の将来困るだろ?』



「わ…私、こ…こんなにみすぼらしい者なのに………、

か、神崎さん!

本当に有難うございます!

出来る限りのってゆうか…もう全ての力を振り絞りながら、頑張りますっ!」



『…ぉ…おぅ。

で…明日から、お前はここのメイドだ。わかったな?』



「メ……メイドですかっ?!」



『嫌なのか?』



「いや、どう感謝を表せばいいのやら…

本当の本当の本当に嬉しいですっ!

有難うございます!!!」