** 小春の物語 **【完】










『え。香苗、本当にいいの?』


『うん。』


『香苗、ありがとう!!!

次は一緒に座ろうね!』


『りょっ。』


そう会話を交わすと、香苗さんは私の隣の席にドスンと腰をかけた。



「か…香苗さん……。」


『なに?』


「あ、ありがとうございます。」


私は、素直な気持ちを
香苗さんにぶつけた。


『別に。』



あー。ここで会話が終わってしまったーーー……。



どーしよ……。


何話せば盛り上がるだろう?



そう考えている時。

私の目に…
香苗さんのピアスが目に入った。



「うわぁ……、それ綺麗…。」