** 小春の物語 **【完】









「香苗さん、奈実さん、絵莉さん!

無理矢理にでも、私をいれてくださって、本当にありがとうございますっ!」


私は、ぺこりと頭を下げた。


『…ふっ。仕方なしに入れてやったんだからね!』


「本当に、ありがとうっ!」


私が、そう言い終わると3人は、そそくさと教室を出て行った。