** 小春の物語 **【完】










そして、またまた。

碧君と握手し終えた瞬間。



『『『キャッーーーー!

碧様よぉっーーーーー!』』』



まただ…。

私は、ここの女の子達が、
少しトラウマになった。

ギュッと目を瞑っていると……、


『また、当たっちゃったら、危ないから

俺の後ろにいて。』


と、碧君に言われた。


「は、はぃ……。」



惚れはしないけど、この人は……、
世の中の男子のお手本だ!



確実に私は、そう思った。
そして、しばらくの間
そこでぼっ〜と突っ立っていると……、




何故かと
不機嫌な神崎さんに無理矢理


“着いて来い”


と…手を引かれ、
職員室に連れて行かれた後…


神崎さんは、


『この後…悪いが、用事がある。お前は
ここに入って挨拶を済ませておけ。』と


言って、先にどこかにいってしまった。



あれ、神崎さん…?
どうして、怒ってるのかなぁ…。



そう思いながらも私は、その後無事、
職員室で挨拶を済ませた後……、


『集会があるから、
体育館に行くように。』


と、理事長様に言われて……、

1人で体育館に向かったのだった。