「さぁ!今から高校に行きましょう!」



そう言って、スキップをしながら…

神崎さんと、門へ入ろうとした。


その時……、


『……待てっ。』


突然、神崎さんに手を掴まれた。


「な…何でしょう?」


『門に入ったら……、

覚悟…しといてくれ。

とにかく、うるせぇから。。』


「……はい?

わ…分かりました。」



んー…どういう意味だろうか……。

うるさい?

誰が、うるさいのかな?

もしかして…今日お祭りとか!?

それなら、すごく嬉しいなっ♪


そんな呑気な事を考えていたが……

中に入ると凄い事に
なっているのなんて…

この時は……、知りもしなかったのだ。