** 小春の物語 **【完】










おっ…おしゃれすぎる。


制服が、おしゃれすぎるよ…。


この制服だったら、相当レベルの高い
私立高校のものだよ。



「あ…あの……、私、もっと低レベルの高校でいいですよ!」


私に、この高校は似合いませんっ!


『あぁ?

何言ってるだ、専属。』


「むっー!私は、天野ですー!

専属だけど、私には、こんなの……」


そう言ってる時に、神崎さんが目の前にきて、私に制服を合わせて見てきた。


すると、神崎さんが私を凝視しながら
口を開いた。




『……似合うくせに…

つべこべ言うな。』