私は、今日もいつも通りに

キッチンのお手伝いをしていた。



『…まっ!

小春、
正式に専属メイドになったの!?』


「よく、わからないけど…らしいです」


『くぅっーーー!

拓海様のそばにいる事が
出来るなんて!!!せこいわっ!!!』


「へっ、ご、ごめんなさいっ!」


『ってか…専属になったのだから…
こんな所で働いてちゃ、拓海様に……




はっ!?た、拓海様っ!?』



先輩メイド様の安田さんがそう言うと…
私は、恐る恐る後ろを向いた…。