『将来必ず胡桃を迎えに行くね!』









『うん!待ってる』








小さい私の手に



彼の手がのる










「....っみ!胡桃!」







え.....?





目の前には




忍の顔








「格好良くなったね」






「え…?」








昔私より身長低かったのに






忍…私思い出したよ?










「忍……お帰り………」










一瞬で忍の目が大きく開かれる









そして、すぐに笑顔になって







「ただいま」











私たちは抱き合った









5年間の空間を



埋め合わせるかのように…………。