アイミ


きみはもう、おとななのかな

それともまだ、僕だけの 女の子なのかな



そうか、きみはもう あの頃のように

僕の中で きらきら笑わないのか

ボールでむじゃきに遊ばないのか

なぎなぎとしたたわわな髪を分け

僕をあざとく見つめないのか


忘れられないのだ きみが13歳の冬

君は跳んでいた 脚はのびやかに

その笑顔はどこまでも輝いていた

その僕を見つめるその瞳は どこまでも

優しかったというのに