「うん、呼んだからね」 「そうなんだ」 「こはるも呼んでみなよ。私の予想では行くって言うよ」 その自信は一体どこから来るのやら。 大体、大和さんは社会人だよ? いくら大雅さんが行くと言っても大和さんが来るわけ… 「行くわ」 お昼休み、大和さんの休憩中を見計らって電話してみると、普通に出てくれた。 用件を早めに簡潔に、と言われ勇気を出して学校祭の事を聞いてみるとまさかの返事が返って来た。 「へ?」