授業終了のチャイムと共に学校を出ると、校門の前に見覚えのある 車が止まっていた。 あれは、大和さんだ! コンコンッとドアをノックすると大和さんがドアを開けて出てきた。 久しぶりの大和さん。 2週間ぶりの大和さん。 なのに 「とりあえず乗れ」 久しぶりの感動の再会はどこへやら.. いそいそと大和さんの助手席に乗り込む。 そしてシートベルトを締めると車は発進した。