次の日、なんとなく昨日の事をチエに話すとバッサリといわれてしまった。 「違うよ、大和さんはわたしに会わなくても平気なんだ」 付き合って三カ月。 正直に言うとキスもしてないわたしたち。 「愛されてないのかな」 思いたくないけれど、いきついてしまう嫌な予想。 「あんたね、やっぱりバカだよ」 落ち込むわたしを元気づけるどころか、またもばっさりと吐き捨てる発言。 「いい?大和さんは平均点取れって言ったんだよね」 「うん」 「それってあんたに頑張ってほしいんじゃないの?」