「な、何考えてんだ、お前」
「いいから！車出してください！」
「そもそもお前、今の時間学校だろうが！」
大和さんの働く会社へ着いてどうしようか悩んでいると、ちょうど外に用事があるのか出てくる大和さんが見えたので、周りの目も気にせず捕獲にかかり、何とか成功した。
大和さんは色々ビックリしてるみたいだけど。
でもここで立ち話している時間もない。
やると決めたらやるのだ、今すぐに。
「いいんですよ、学校なんて！はい、しゅっぱーつ！」
言い分けないだろうが！と鋭いツッコミを入れられながら、わたしの家へと向かった。
