「良かったじゃん、解決して」
これを、解決と決めてもいいのか。
わたしはただ、曖昧に頷く事しかできない。
日曜日のカフェ。わたしとチエと何故か一緒のミヤマが集まって
香那さんとの事を報告した。
「何、元気のない事言ってるのよ!解決でしょ解決!」
「う、ん」
香那さんは確かにもう大和さんへの気持ちはないって言っていた。
でも何だかこのままじゃモヤモヤしたままで、先の事まで考えられない。
「やっぱり香那さんと大和さんを和解させた方がいいんじゃないかなって思ったんだけど」
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