それを伝えると、それがどうしたと鼻息を荒くしながら言われてしまった。 「いいじゃん、どうせ補習組だろ」 「万年赤点のあんたと一緒にしないでよ」 「お前だって似たようなモノじゃんか」 確かに、そうかもしれないけれど 「でも!」 クラッシュは見たい。 生の演奏も聴きたい。 でも今回はどうしてもダメなのだ 「平均点以下なら暫く会わねぇから」