「あいつ?」 「学校祭にいただろ?」 「あぁ、うん」 そっか、知ってるんだっけ。 でもいいのかな、相談して 「いってみろよ。聞いてやるからさ」 「うん」 俊にいの言葉に甘えてわたしは今日あった事を俊にいに話した。 俊にいはただ黙って、頷きながらわたしの話を聞いてくれて。 話をしながらなんだか昔に戻ったみたいに感じた。