それがくすぐったくて、肩がびくっと震える。 「ちゃんと言っとけ。俺が彼氏だって」 優しいけれど、その声は若干怒りが混じっている。 「大和さん」 「お前はどう思ってるか知らねぇけど。俺はちゃんとお前と本気で付き合ってるつもりだから」