今まで気まずいのが嘘みたいに楽しくて、わたしはやっぱり大和さんが好きなんだと実感する。 「篠田さん?」 突然声がして、振り返ると原田くんが立っていた。 ま、まずい! 脳内警報が鳴り響いた。 何でこの幸せに浸ってる時に!! 「篠田さんも来ていたんだね」