掃除を終えたチエがわたしの元に来た。 「お疲れ〜」 これからわたし達は遊ぶ約束をしているのだ。 ふたりで並んで学校を出る。 「暑いね〜」 「うん、死ぬわ〜、この暑さ」 帰り道にどっか寄っていこう、という事になって、わたし達はドーナツ屋さんに入った。 お互いドーナツを二つ頼んで席に着いてすぐにチエから質問された。 「どう?大和さんとは連絡とれた?」